花粉症と頭痛の関係

- update更新日 : 2024年04月03日
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花粉症で辛い時期となりましたね。気づくと頭痛が起きていることはありませんか?

花粉症で頭痛がおきるの?とお思いの方も多いと思いますが、実はすごく関係しています。


なぜ花粉症で頭痛が起きるの?

①副鼻腔炎

鼻水や鼻づまりを繰り返したりすることによって、副鼻腔にも炎症が起こりやすくなる為、鼻の粘膜の炎症が、副鼻腔にまで広がり、ちくのう症(蓄膿症)や副鼻腔炎を引き起こすことがあります。

②鼻づまりでの一時的な脳貧血

鼻がつまることで呼吸がうまくできず、脳の血流がうまくいかず、軽い酸欠状態を起こすことがあり、そうすると脳の血管が拡張し、神経を刺激し、痛みを引き起こしていると考えられています。

③マスクを着用しての酸素不足

マスク着用時の酸素は通常の87%に減少しており、二酸化炭素は通常の約30倍に増加というデータも示されているようです。これも鼻づまりと同様に、脳への酸素不足により、痛みを引き起こすことがあります。

④鼻かみや鼻すすりによる中耳の障害

鼻すすりにより吸い込むときに耳に圧力がかかります。鼻と耳は耳管(じかん)という管でつながっていますが、鼻をすするとき鼓膜に圧がかかり、内側にへこんでしまい、その為、これを繰り返すことで中耳の機能が傷害されることがあります。また鼻周りの内圧が増すことにより副鼻腔のスペースが狭くなり、より鼻水が溜まりやすくなり、副鼻腔炎を起こしやすくなってしまいます。


改善方法                      

①鼻水吸引器を使用する。

最近では家庭用の鼻水吸引器が販売されております。強い力で鼻水をかまなくても鼻水を排出できるので、耳が痛くなりにくく、頭痛も引き起こしにくくなります。

②薬を服用する

しっかり薬を服用することにより、鼻水をまずが抑制することが大切です。あまりに頭痛が酷い時は、痛み止めもうまく使いましょう。

③自律神経を整える

3月は冬から春に向けて、気温が上がる日もあれば下がる日もありますし、雨も多くなっています。そのため、身体がその環境に合わせようとする為、自律神経が乱れやすくなります。自律神経の乱れによる頭痛に加え、花粉症も影響するとさらに痛みが増すこともあるでしょう。

自律神経を整えるには、よく休息をとる事。そして運動すると良いのですが、花粉症があると外での運動はしづらい方は、家でできるエクササイズなどが良いかと思います。

それでもダメな場合は、自律神経の乱れで首、肩、頭の筋肉が硬直しているかもしれません。

×が痛みの引きがね点であるトリガーポイントです。聞いたことありますでしょうか?

バツの部分に筋肉の拘縮ができると赤い部分に痛みを放散する性質があります。この図のように、首の筋肉が自律神経の影響で緊張し、頭に痛みを放散させていることがあります。

つまりトリガーポイントをほぐすことで、頭痛もなくなることが多いです。

×の部分をご自分で押してみてください。硬くなっていませんか?

もしご自分で押すのが難しい、一度頭痛がひいてもまた定期的におこる方は、

カイロライン国分寺整体院にぜひご相談ください(^^)