産後ママの腱鞘炎どうしたらいい?

- update更新日 : 2024年02月29日
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産後ママの腱鞘炎、どうしたらいい?


産後のママ、こんな症状ありませんか?

  • 子供を抱っこする時に手首に痛みがはしる
  • お買い物の袋が痛くて持ち上がらない
  • 床から立ち上がるときに手をつくと痛みが走る
  • 手首、指が動かしにくい、力が入らない

もしかするとそれは腱鞘炎かもしれません。

腱鞘炎とは?                    

1.抱っこで腕と手を酷使

産後の赤ちゃんはまだ自分で姿勢が保てませんので、首が座るまでは、手で頭をしっかり支える必要がありますし、また首が座った後は徐々に重くなるお子様を毎日何度も抱っこで持ち上げる必要があります。ママは一生懸命に育児をしているので気付きにくいかもしれませんが、それは思った以上に手を酷使しています。首が座る前、赤ちゃんの体重が重くなった頃に負担が多く、腱鞘炎を起こしやすい時期とも言えます。

2.ホルモンの作用

産後、子宮や骨盤の収縮のために分泌されるプロゲステロンというホルモンの作用により、手首にある筋肉を束ねる腱鞘までも収縮させてしまい、筋肉と腱鞘が擦れてしまうため、炎症が起こってしまうことがあります。

改善方法                      

1.アイシング

痛みが強い場合、腱鞘周辺に炎症が起きていることが考えられます。炎症が起きているときは、患部はアイシングが効果的です。湿布や強い痛みの時にアイシングすることで痛みが和らぎやすいです。

2.手首の固定

手首をサポーターで手首を固定し、手首の動きを抑制することで痛みが軽減することがあります。サポーターも様々な種類があり、水仕事も出来る撥水のものもあるので、水を使う家事の間もサポートしてくれます。ただし、サポーターのつけっぱなしは皮膚のかぶれやふやけ、筋力が低下しやすくなりますので、長時間の使用は避け、また就寝時は外してください。

3.腕や首、肩の筋肉をほぐすこと

腕全体または肩首の筋肉の硬直により腱鞘炎になっていることも多い為、周りの筋肉をほぐすことで改善しやすくなります。ママは毎日屈む姿勢が多かったり、抱っこやおんぶ、家事もこなさなければなりません。腱鞘炎になった段階は結果で、その過程として手だけではなく、肩首、背中などかなり凝って硬直していることがあります。しっかりほぐしてあげることで手首の痛みを引き起こしにくくなります。

 

この図は、トリガーポイントといって、赤い点の部分、主に腕や指先に痛みを引き起こしている原因が×印にあることを表しています。痛みを引き起こしているのは、×印の胸部、腕の付け根の部分がこっている為です。

このようなトリガーポイントを見つけながら、手首に痛みを引き起こしている原因を施術していくことで痛みが軽減する可能性があります。

※ただし、痛みがかなり強い、なかなか痛みがひかない場合は、違う病気の可能性もありますので、病院に通院しましょう。


腱鞘炎は、日々何かしらの作業する手に問題が起きるため、生活に支障がでますよね。このような痛みがあると、何かあった時に赤ちゃんの支えられる手の力が出ずちょっと心配になるママも多いと思います。

カイロライン国分寺整体院では、患部だけにとらわれず、身体全体からその場所に痛みを引き起こしている根本の問題を見つけ、改善へと導いています。お力になります。ぜひご相談ください。