首肩こりとストレスの関連性

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主に首や肩の凝りは大抵は姿勢の悪さからおきます。
頭の位置関係、または肩や肩甲骨の位置が悪いと、筋肉に負担が来ることで凝ります。
ただ姿勢を100%正しくしても、首肩に関してはストレスで凝りやすくなります。
ではなぜストレスを受けると首肩は凝るのか?
これには自律神経が関係しています。
自律神経には『交感神経』『副交感神経』とあり、
交感神経は興奮モード、副交感神経はリラックスモードとなります。
そしてストレスがある状態のとき(怒りや悩みなど)、交感神経優位となります。
ここで交感神経が優位な状態を自然界においてみてみます。
交感神経は英語では『Fight and Flight(闘争と逃走の神経)』と呼ばれており、
今回は逃走で例えていきます。
 
まず動物は草原で何かに襲われそうになったとき、瞬時に交感神経を優位にします。
交感神経が優位になるとまず無意識に筋肉は収縮し硬くなります。
これは噛まれたときに傷口を少しでも浅くするためです。
 
そして血管も収縮します。
これも噛まれたときに出血を抑えるためです。
 
これを人間界にあてはめると、
仕事が忙しいときや、時間に追われてるとき、また怒ったときなど、
交感神経が優位となり、筋肉は硬くなり、また血管は収縮するので
血流の流れが悪くなることで老廃物がたまり凝りの塊である硬結ができたり、
疲れやだるさが残ったりしやすくなります。
 
そして特に首は急所になるので(動物ドキュメンタリー見てると首を狙いますよね)
首を守るために肩に力が入り、首の面積を少しでもせばめるために収縮が強くなります。
(あまりに強いストレスがあると寝違いしやすくなります。『借金で首が回らない』もあながち嘘ではないんですよね)
このような形でストレスがあると、どんなに姿勢をよくしても凝ってしまうんですよね。
反対にある程度姿勢が悪くてもストレスを溜めない性格なら首肩の凝りは軽いともいえます。
ざっとの説明ですが、首肩凝りとストレスの関連性を解かっていただけましたか?
なるべくストレスを溜めない、またはストレスを発散させる事も首肩こりには必要なんですよね。
また自分で発散できず交感神経が優位になっているときは、整体で体を弛めて整え、外から副交感神経に切り替えやすくするのもおススメですので、長年の首肩コリで悩まれてる方は一度ご相談ください。