産後の悩み【骨盤がひらくとは?】

- update更新日 : 2022年01月09日
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当院での産後の骨盤矯正についての考え方

産後の骨盤矯正といっても、沢山の整体院があって迷わられる方も多いと思います。
また産後の骨盤矯正についての考え方も施術の仕方も整体院によって変わります。

なので院の考え方や施術方針はしっかり調べ、自分が納得いった場所に行かれるのがお勧めです。

当院の骨盤矯正の考え方や施術の方針としては・・・

妊娠中からお腹が大きくなることで反り腰が強くなり、つま先重心にもなります。
産後も腹筋が弛んでいる為に骨盤を支える事が出来ずに以下の写真の左側のような反り腰の状態になります。

反り腰になることで腰に痛みが出やすくなり、また重心がつま先になるため、産後に多い膝の痛みや股関節の痛みなども引き起こします。

また良く聞く産後の骨盤の拡がりについてですが、骨盤は出産時に最大30mmから40mm拡がりますが、産後1週間もすれば元の状態に戻ると言われています。

もしひらきっぱなしなら、歩くこともままなりません。

では産後の骨盤のひろがりは何が原因なのでしょうか?

産後の骨盤の拡がりとは何?

これは前述にあった骨盤の前傾が関係しています。
骨盤が前傾することで股関節が内股(内旋)になります(下図参考)。ブログ画像

(骨盤を前からみた図)

上の図にあるように股関節が内旋する事で青い丸の部分(大転子)が外に拡がっていきます。
大転子にはお尻の筋肉の大部分がくっ付いている為、股関節が内旋する事で下の図のようにお尻の筋肉が引っ張られ、その結果お尻が平面になり骨盤=お尻が大きくなるのです。

(骨盤を後ろからみた図)

当院での産後の骨盤矯正は妊娠中からクセづいて硬くなった腰やお尻の筋肉、また背中の筋肉を弛めることで骨盤や股関節が本来の位置に戻るようにしていきます。

骨盤をバキッとやれば、ハイ元通りとはいかないものです。
骨盤に付随する筋肉を調整することで本来のポジションに戻す。
その結果、股関節の内旋も取れていき、早い方だと2~3回の施術でズボンがワンサイズ落ちるということもあります。

産後の骨盤矯正として理想的なタイミングは1ヶ月から3ヵ月の間ですが、半年経とうが、1年経とうが効果はありますので、お悩みの方は一度ご相談ください。